岡野です。
弊社代表である山下さんはバリバリのエンジニアでもあります。
山下さんのターミナル環境はとても便利そうだなと思っており、いずれマネしたいなと思っていました。
そんな折、技術的な事を教えてもらっている時に
「〜〜〜俺が使っているのはZ Shellなんだけど〜〜〜」
とキーワードを耳にしました。
Z Shellというキーワードを脳内にピン留めし、
とうとう今日、手を付けます。
Z Shell王に、俺はなる!!!
※本記事はmacOSでの操作を前提としています。
まずまずシェルってなんぞ?
色々調べてみましたが、人からの入力をコンピュータに伝えるプログラムとのことです。
Wikiには以下の記載が。
シェルはオペレーティングシステム(OS)があるような高機能なコンピュータにおいて、ユーザーのためにインタフェースを提供するコンピュータプログラムであり、オペレーティングシステムが提供する機能へのアクセスを提供する。
シェルにもいくつか種類があるようで、以下に一部を記載します。
- Bourne Shell (sh)
- Almquist Shell (ash)
- Debian Almquist shell (dash)
- Bourne-Again shell (bash)
- KornShell (ksh)
- Z Shell (zsh)
- Yet another shell (yash)
- C Shell (csh)
- TENEX C shell (tcsh)
- Emacs shell (eshell)
Z Shell (zsh)ってなんぞ?
zshについて調べていると以下のキーワードをよく見かけます。
- 最強
- 全てのシェルのいいとこ取り
- 便利過ぎて鼻息荒くなる
なんだかとんでもないシェルのようです。
macOSではmacOS 10.15 Catalinaからデフォルトのシェルとして設定されているとのこと。
zsh環境を作る
まずは現在使用しているシェルを確認してみましょう。
私はbashでした。
次に変更可能なシェルの一覧を確認します。
% cat /etc/shells
# List of acceptable shells for chpass(1).
# Ftpd will not allow users to connect who are not using
# one of these shells.
/bin/bash
/bin/csh
/bin/ksh
/bin/sh
/bin/tcsh
/bin/zsh
最後にzshがいますね。こいつに変更しましょう。
変更コマンドは以下です。
変更されたことを確認しましょう。
変更完了です!
と、ここで気になったことがあります。
zshのバージョンです。
シェルもアップデートされることがあるのではないでしょうか。
現時点でのzshの最新バージョンは5.8のようですすが、
今設定したzshのバージョンはいくつなのでしょうか?
% zsh --version
zsh 5.3 (x86_64-apple-darwin18.0)
古い。。。
しかもアップデート方法が調べても分からない。。。
ということでbrewでインストールすることにしました。
brewならupgradeもできるでしょうし。
まずはbrewからインストール。
次に変更可能なシェルリストに今インストールしたzshを追加します。
% sudo vi /etc/shells
# List of acceptable shells for chpass(1).
# Ftpd will not allow users to connect who are not using
# one of these shells.
/bin/bash
/bin/csh
/bin/ksh
/bin/sh
/bin/tcsh
/bin/zsh
/usr/local/bin/zsh ←ここ追加
インストールしたzshに変更します。
% chsh -s /usr/local/bin/zsh
変更されたことを確認。
% echo $SHELL
/usr/local/bin/zsh
ここでポイント。ターミナルを再起動です。
しないと変更が反映されません。
そしてバージョン確認。
% /usr/local/bin/zsh --version
zsh 5.8 (x86_64-apple-darwin18.7.0)
最新です!
試しにbrew upgradeを試してみましょう。
% brew upgrade zsh
Updating Homebrew...
Warning: zsh 5.8 already installed
これは新バージョンがあればアップデートしてくれそうな雰囲気!
設定の引っ越し
変更前はbashを使用していたので、.bashrcや.bash_profileに定義していた内容を、
zsh用のファイルに転記しましょう。
環境変数系は.zshenv、操作に関する設定は.zshrcに記載するようです。
最後にsource ~/.zshrc
で反映。
最後に
ここまででzsh環境への移行が完了しました。
しかし、これではまだまだ最強とは言えません。
次回は最強に近づくためにzshの設定を追加していきたいと思います!
最強!
岡野です。
弊社代表である山下さんはバリバリのエンジニアでもあります。
山下さんのターミナル環境はとても便利そうだなと思っており、いずれマネしたいなと思っていました。
そんな折、技術的な事を教えてもらっている時に
「〜〜〜俺が使っているのはZ Shellなんだけど〜〜〜」
とキーワードを耳にしました。
Z Shellというキーワードを脳内にピン留めし、
とうとう今日、手を付けます。
Z Shell王に、俺はなる!!!
※本記事はmacOSでの操作を前提としています。
まずまずシェルってなんぞ?
色々調べてみましたが、人からの入力をコンピュータに伝えるプログラムとのことです。
Wikiには以下の記載が。
シェルはオペレーティングシステム(OS)があるような高機能なコンピュータにおいて、ユーザーのためにインタフェースを提供するコンピュータプログラムであり、オペレーティングシステムが提供する機能へのアクセスを提供する。
シェルにもいくつか種類があるようで、以下に一部を記載します。
- Bourne Shell (sh)
- Almquist Shell (ash)
- Debian Almquist shell (dash)
- Bourne-Again shell (bash)
- KornShell (ksh)
- Z Shell (zsh)
- Yet another shell (yash)
- C Shell (csh)
- TENEX C shell (tcsh)
- Emacs shell (eshell)
Z Shell (zsh)ってなんぞ?
zshについて調べていると以下のキーワードをよく見かけます。
- 最強
- 全てのシェルのいいとこ取り
- 便利過ぎて鼻息荒くなる
なんだかとんでもないシェルのようです。
macOSではmacOS 10.15 Catalinaからデフォルトのシェルとして設定されているとのこと。
zsh環境を作る
まずは現在使用しているシェルを確認してみましょう。
私はbashでした。
次に変更可能なシェルの一覧を確認します。
% cat /etc/shells
# List of acceptable shells for chpass(1).
# Ftpd will not allow users to connect who are not using
# one of these shells.
/bin/bash
/bin/csh
/bin/ksh
/bin/sh
/bin/tcsh
/bin/zsh
最後にzshがいますね。こいつに変更しましょう。
変更コマンドは以下です。
変更されたことを確認しましょう。
変更完了です!
と、ここで気になったことがあります。
zshのバージョンです。
シェルもアップデートされることがあるのではないでしょうか。
現時点でのzshの最新バージョンは5.8のようですすが、
今設定したzshのバージョンはいくつなのでしょうか?
% zsh --version
zsh 5.3 (x86_64-apple-darwin18.0)
古い。。。
しかもアップデート方法が調べても分からない。。。
ということでbrewでインストールすることにしました。
brewならupgradeもできるでしょうし。
まずはbrewからインストール。
次に変更可能なシェルリストに今インストールしたzshを追加します。
% sudo vi /etc/shells
# List of acceptable shells for chpass(1).
# Ftpd will not allow users to connect who are not using
# one of these shells.
/bin/bash
/bin/csh
/bin/ksh
/bin/sh
/bin/tcsh
/bin/zsh
/usr/local/bin/zsh ←ここ追加
インストールしたzshに変更します。
% chsh -s /usr/local/bin/zsh
変更されたことを確認。
% echo $SHELL
/usr/local/bin/zsh
ここでポイント。ターミナルを再起動です。
しないと変更が反映されません。
そしてバージョン確認。
% /usr/local/bin/zsh --version
zsh 5.8 (x86_64-apple-darwin18.7.0)
最新です!
試しにbrew upgradeを試してみましょう。
% brew upgrade zsh
Updating Homebrew...
Warning: zsh 5.8 already installed
これは新バージョンがあればアップデートしてくれそうな雰囲気!
設定の引っ越し
変更前はbashを使用していたので、.bashrcや.bash_profileに定義していた内容を、
zsh用のファイルに転記しましょう。
環境変数系は.zshenv、操作に関する設定は.zshrcに記載するようです。
最後にsource ~/.zshrc
で反映。
最後に
ここまででzsh環境への移行が完了しました。
しかし、これではまだまだ最強とは言えません。
次回は最強に近づくためにzshの設定を追加していきたいと思います!
最強!